ココからっとブログ
ゴーヤ・ミニトマト豊作
6月.7月ミーティング
月例ミーティング2か月分です。
「6月のミーティング:介護記録の書き方」について勉強しました。
普段、サービスに入ったら、当たり前のように書いている記録票ですが、改めて、「なぜ書くのか?」「何のために書くのか?」を考え、記録票の大切さ・書き方等を勉強しました。
①訪問介護記録の特質
・利用者さんが日常生活を営むのに必要な援助のための記録
・介護計画に基づいたサービスが出来ているかの確認や意識した記録
・サービス提供責任者とヘルパーの連帯のための記録
②記録を書く意識・目的とは
・事実に対する報告であること
・「自分自身も含めた、誰かに読まれるためのもの」という意識を持って書くこと
・事実と意見を区別すること
・5W1Hが基本となる [ いつ・どこで・誰が(誰に)・何を・どのように何故行ったのか ]
・具体的な発言などには「かっこ」をつける
③記録票の特記事項の書き方
いくつか事例を出し、検討しました。→少し、記録票の特記事項の内容が変わった気がします。
「7月ミーティング:メンタルヘルス対策」について勉強しました。
2000年8月、厚生労働省は、うつ病やストレス性疾患の増加対策として「事業場における労働者の指針」
を出しました。この目的は、各事業場においてメンタルヘルス対策を講じるようにというものです。指針は、
・セルフケア
・ラインによるケア・・・管理者 - サービス提供責任者 - ヘルパー
・事業場内産業保健スタッフによるケア
・事業場外資源によるケア・・・ 病院やクリニック
の4つからなっています。この中でも最もベースとなるものが「セルフケア」です。これは、「自分の健康は自分で守る」というものです。
1:ストレスへの気づき
出来るだけ、早くストレスに気づくことが大切です。そして、ストレスがかかると自身の心身の変化がどうなるかを知り、その対処法を知っておく必要があります。
2:認知療法
マイナス(-)な考え方をプラス(+)な考え方に変換するトレーニングを、「認知療法」といいます。
マイナス(-)からはマイナス(-)、プラス(+)からはプラス(+)の発想しかでてこないのです。物を見る角度を変えることにより、マイナス(-)な考えがプラス(+)になることもあるのです。
ココからっとでは、心理の勉強にも力をいれていきたいと思っています。
ミニトマト・ゴーヤ育ってます
4月勉強会:防災について
4月は、「防災について」勉強会をひらきました。
サービス中に地震が起きた場合、サービス直前に地震が起きた場合などケース別でスタッフの対応を確認しました。
後、各利用者さんの「緊急事態に対応する連絡カード」の見直しと確認、「備蓄品や災害時必要品」の確認を行いました。
その際、出た意見は、
・車いすの利用者さんの場合避難することができるのか。避難場所までの段差など
・利用者さんが避難場所での生活が可能なのか? エアマットがないところで寝ることは不可能。褥瘡になる
→これらの意見をふまえ、可能な限りご自宅での生活を考えるなどの意見も出ました。
・薬や、医療品(ストマ・カテーテル・オムツ・パットなど)は救援物資で手に入らないので、必ずストックの確 認、すぐに持ち出せるところにおいとく
等でした。
最後に、防災食品を試食しました。
お湯を注げば15分。お水を注げば60分で、ご飯が出来上がります。水の量を調節すれば、お粥もできます。
今回、おかずを器にうつして電子レンジで温めましたが、ボイルして食べることもできます。
缶詰めに入っているパンはそのまま食べれます。
今回、試食をしてこのような食料品を非常時に備えとこうと思いました。
3月勉強会:高齢者認知症の実態
3月のミーティングは、「高齢者認知症の実態」です。
75歳以上高齢者(後期高齢者)は、2025年(平成37年)には、2000万人以上になることが予測されています。また、単身や夫婦のみの高齢者世帯や認知症高齢者が近年増加してきており、今後も増加が見込まれます。 さらに、要介護1・2の原因の1位が認知症の方です。
こうした中、在宅での介護や療養に対する国民全体の希望の高まりがあります。介護が必要になった場合でも7割以上が自宅での介護を希望しており、医療についても6割以上の国民が自宅で療養したいと希望しています。
しかし、現実は認知症の方の在宅生活のトラブル・悩みはつきません。
認知症の方のトラブルの一例です。
〈独居生活の方〉
・認知症だと気づかれないまま症状が進行する
・近所の人とのトラブルや犯罪に巻き込まれやすい
・お金の管理が出来なくなる
・同じものばかり買ってしまう
・徘徊を防ぐことが困難
・家事ができない
・ひきこもりになる
〈同居世帯のいる方〉
・昼夜逆転の生活に家族がついていけない
・家族だからこそ、お互いがきつく当たってしまう
・本人がおこす近隣へのトラブルの対応につかれてしまう
・暴言・暴力に悩まされる
〈サービスを利用した時のトラブル〉
・他利用者さんへの暴言・暴力
・家に帰りたがる
・収集癖
様々な問題が日々起きます。本人様・家族様が一人で悩まないよう地域の方々、サービスなどを利用し安心・安全な暮らしが出来る環境整備が必要である。
4.地域包括ケアシステム
平成18 年の介護保険制度改正において、地域包括支援センターや地域密着型サービスを創設するなど、第一歩が踏み出されました。
さらに、平成24年の改正により、国及び地方公共団体の責務として包括的に推進することが位置づけられ、平成25年に成立した「持続可能な社会保障制度の確立を図るための改革の推進に関する法律」(プログラム法)において「地域包括ケアシステム」の文言が明文化され、地域包括ケアシステムの構築に向けていよいよ積極的に取り組みを進めることが求められています。
〈地域包括ケアシステム〉
○団塊の世代が75歳以上となる2025年を目途に、重度な要介護状態となっても住み慣れた地域で自分らしい暮らしを人生の最後まで続けることができるよう、住まい・医療・介護・予防・生活支援が一体的に提供される地域包括ケアシステムの構築を実現していきます。
○今後、認知症高齢者の増加が見込まれることから、認知症高齢者の地域での生活を支えるためにも、地域包括ケアシステムの構築が重要です。
○人口が横ばいで75歳以上人口が急増する大都市部、75歳以上人口の増加は緩やかだが人口は減少する町村部等、高齢化の進展状況には大きな地域差が生じています。
地域包括ケアシステムは、保険者である市町村や都道府県が、地域の自主性や主体性に基づき、地域の特性に応じて作り上げていくことが必要です。
5.新オレンジプラン
政府は2015年1月27日に、認知症対策についての関係閣僚会合を開き、認知症施策推進総合戦略
(新オレンジプラン)を策定した。現在の認知症施策推進5か年計画(オレンジプラン)に変わる新戦略として、12の関係府省庁による横断的な対策、新オレンジプランが実施される。
新オレンジプランではこうした背景をもとに、「認知症の人の意思が尊重され、できる限り住み慣れた地域のよい環境で自分らしく暮らし続けることができる社会の実現を目指す。」を基本的考え方に据えている。
■七つの柱
①認知症への理解を深めるための普及・啓発の推進
②認知症の容態に応じた適時・適切な医療・介護等の提供
③若年性認知症施策の強化
④認知症の人の介護者への支援
⑤認知症の人を含む高齢者にやさしい地域づくりの推進
⑥認知症の予防法、診断法、治療法、リハビリテーションモデル、介護モデル等
の研究開発及びその成果の普及の推進
⑦認知症の人やその家族の視点の重視
このようなプランの理念が活かされ、認知症の方の意思がが尊重され、できる限り住み慣れた地域で自分らしく暮らし続けることができる社会になって欲しいです。
2月勉強会:コミュニケーションの基本姿勢(傾聴・受容・共感)
気づけば、もう2月も終わり。インフルエンザの話題もよく耳にします。今年の冬は、急に寒くなったりそうでもなかったり・・・ 皆さんもインフルエンザ対策をしっかりして元気に春を迎えましょう。
毎月の勉強会の内容を今後、掲載していこうと思っています。2月のテーマは「コミュニケーションの基本姿勢」(傾聴・受容・共感)です。よく耳にするけれども、相手の話を聴くって簡単なようでなかなか難しいことです。相手が何を伝えようとしているか耳だけではなく、心・体から話を聴くことを心がけて相手のお話を聴けたらいいなと思っています。
~コミュニケーションの基本姿勢~ < 傾聴 ・ 受容 ・ 共感 >
傾聴とは・・・アクティブ リスニング ⇒積極的に聴く 耳を傾けてきくということ
①「聞く」と「聴く」の違い
「聞く」・・・まだよくわからない事実関係の確認や、どうしても不明確な内容、こちらで判 断しかねる内容に対して、その輪郭をはっきりさせるために使う。
→自分の気持ち中心
「聴く」・・・相手の話したい内容を、話したいままにゆっくりと心を傾け聴く。 自分が聞きたいことではなく、相手の気持ちを理解する感じで使う。
→相手の気持ち中心
②傾聴とは
「聴く」という行為を通して相手とまっすぐに向かい合い、心から 耳を傾けることで成立します。 心から話を聞き、相手の考えていること、感じていること、思っている こと、願っていることなどを、真剣に知るためにここにあるという態度 を示しながら、相手とのコミュニケーションを図っていくことに徹します。 その結果、相手は今までにない解放感(=カタルシス)、話したこと への満足感や有効感が得られます。
「聴」 という漢字は、 耳 + 目 心 と書きます
ご利用者様や相手の方の話に耳を傾け、目で相手のことを視て、
心から相手の話を聞きましょう
共感とは・・・相手の想いを自分のことのように共に感じることです。 「感情の共有」
共感はあくまでも感じる。フィールドが“相手側”にあります。その相手の考え、話にそっと寄り添うことが共感といえます。そこには、受け手の思い込み・先入観は含まれません。
受容とは・・・相手の言葉・感情などを、自分の価値観で批判したり評価をせず
そのまま、ありのままを受け入れることです。
そして、ココからっとでは・・・
聴くことに向き合っていく姿勢を大切にしていきたいと思っています。
今後、その為の研修に参加したり、年内、ココからっとに講師
をお招きし勉強会を開催したいと考えています。
富山型デイを見学してきました
サンダーバードと北陸新幹線に乗って、先日「富山型デイ」を見学してきました。
年齢や障害の有無にかかわらず、誰もが一緒に身近な地域でデイサービスを受けられる場所、本当にその
名のとおりでした。
家庭的な雰囲気で、利用者様が自然に過ごされており、利用者様を限定しないため、お年寄りが小さな子ど
もを見守ったり、障害のある方がスタッフのお手伝いをするなど、当たり前の生活がそこにはありました。
私たちへの対応もとても自然で、スタッフはもちろん沢山の利用者様がお話してくれました。 とっても温かい
気持ちになりました。
チーム 「ココからっと」 駅伝出場
新年あけまして おめでとうございます。
心理ワーク
夏のイベント
アップするのが遅くなりましたが、毎年恒例の「外出・食事介助/コミュニケーション研修」を含んだBBQ。
今年は、「ホテルプラザこうべ」で開催しました。少し雨が降ったりやんだりの中、ホテルの方のご配慮で屋外と室内の両方を貸してくださり楽しいひと時が過ごせました。
ココからっとのコンセプトに、障害ある無しに関わらず子供から大人まですべての人が分け隔てなく交流できる場の提供があります。今回の研修でも、そこを重視ししました。子供達が、車いすの方の食べ物や飲み物を運んだり、障害を持ってる方同士がご自宅での生活で困っていることなど話し合ったり、スタッフの意見交換などなど・・・・ あっという間の2時間でしたが、普段なかなか話せなかったり、お一人では外出できないこと等、研修を通じおこなえたのではないでしょうか??
熱中症対策
桜の花を見て春を感じていたのもあっという間。気づけばもう5月半ば。最高気温が25度まで上がる日々。そうなると気をつけなければいけないのが「熱中症対策」。急に暑くなって体が慣れていないこの季節に、熱中症予防が特に必要だそうです。
熱中症予防には、「水分補給」と「暑さをさけること」が大切だそうです。高齢になっていくと、暑さを感じにくくなります。その上、のどの渇きも感じにくくなるので、お部屋で過ごされていてもこまめな水分補給を心がけましょう。
また外出時、地面に近いほど気温がが高くなるため、幼児は大人以上に暑い環境にいます。車いすの方も同様です。外出時はできるだけ涼しいところで休息をすることも大切です。
太陽が輝く気持ち良い季節、熱中症予防をおこない楽しくすごしたいものですね。
2013年も残すところあと1日
こんばんは。今年も残すところあと一日となりました。今年も波乱万丈、色々ありました(^^;)しかし、さまざまな人、経験を通じ2014年の目標ができました。
もともと、ココからっとのコンセプトのひとつに心のケアがあります。ここに来れば心のわだかまりが無くなり何故かほっこりするという空間を作りたかったのです。その一つのプロジェクトに「円坐」があります。「円坐」(非構成エンカウンターグループ)とはただ座るだけです。目的もなくただ座り、そこに集まった人たちと円になって共に時間を過ごします。自由に語ってもいいし、じっと黙っていてもいい。ただ座るだけでいい。そんな場です。ただ座るだけで見えてくるものを感じてほしい。2014年はこれを、ココからっとのスタッフや外部にもどんどん発信していきセミナーもしていけたらと思っています。
また、身近に発達障害のお子様のことで悩んでおられる方がいるので、その方を中心に親の会、茶話会、子供達も楽しめるイベントを作っていけたらと思っています。
これらは、私たちが考えてるほんの一部ですが、これが2014年のスタートラインになればいいなと思っています。
壁紙貼り
外出研修 ~大蔵海岸にて~
先日、大雨を心配しながらも外出研修を行いました。大蔵海岸にてBBQ。大蔵海岸にむかうまでは、急に激しい雨が降ったりやんだりを繰り返していましたがBBQを始めると雨もやみ無事出来ました。(強力な雨女の私を超える晴れ女がいてくれたのね~)
普段、ご自宅でのサービス内容では出来ない経験もできました。ちょっとした段差の介助や、適当に物を置いてしまうと車いすが動けない事や、食べたいものが届く範囲にあるか等々・・・ちょっとしたことだけれどもそのちょっとしたことに気づくことの大切さを学びました。
とはいうものの、おいしいお肉を食べ、いつもは交流できない利用者様やスタッフともしっかり意見交換でき充実した時間になりました。
― おまけ ―
私たちココからっとは子供支援にも力を入れていきたいのでスタッフの子供も一緒に交流しています。子供たちも車いすの方々身近に触れ合う事が出来、それぞれ感じることがあったみたいです。
床をはりました
先週末、やっと床はりをしました!!もともとの床はコンクリートでした。たまたま、最近引っ越しをしたばかりのスタッフが、「床と壁紙を自分で貼ったんよ。」と言ったのがきっかけ。はじめは「何でまたそんなしんどいことするんやろ?」と不思議でしたが、いざ自分たちで床や壁の色を決め、自分たちで床材をはめこんで床にひいていく作業。なかなか大変だけど、「今新事務所をつくってる!!」という実感が出来とっても楽しい!!
これが、はじめのコンクリート状態。これに、床のでこぼこをカバーする薄いシートを敷いて、その上に床材をはめこんでいく作業。
床の長さを測り、余分な床材はカッターで切る。横は切りやすいが、縦はなかなか至難の業。でも、スタッフが交代交代で切り、スタッフの仲もより深まった気がします。
そして、ついに完成!!スタッフみんな大喜び!!!
今から、新事務所の事など色々やらなければいけないことも多々あるけど、「がんばっていこう!!」と思えた一日でした。こんな協(強)力的なスッタッフと働けてるなんて幸せ♡と改めて思えました。
はじめまして なっちです
こんにちは、はじめましてなっちです。梅雨明けもし、夏本番になってきました。皆さん脱水症状には気を付けこまめな水分補給をこころがけましょう!!
今日は、パソコンが急に動かなくなり焦りました。いくつかのキーボードのボタンがおしても反応しなくなりました。今は、パソコン修理屋さんに入院中です。早く治りますように!!
それはさておき、今私たち「ココからっと」は新しい事務所造りをしています。自分たちで床材や壁紙などを貼って誰もが落ち着く空間処を造りたいといきごんでます。また事務所が出来上がるまでの過程はおいおい書いていきます。
そして、私たちが一番求めているのは男性スタッフです。資格修得制度もあるので、福祉やボランティアに興味はあるけど資格がないという方も大大大歓迎です!!是非、連絡をください。お待ちしています!!